2015年11月14日

ハロウィン・ナイトメア

今年のハロウィンは終わってしまいましたが…

HALLOWEEN NIGHTMARE


人気ゲームの映像化らしい。
『東京シャッターガール』の寺内康太郎監督。
『とめはねっ!』の朝倉あき主演。
全編72分だかなんかそんなの。Vシネマのようなかぐわしさ。

毎年10月31日にカボチャ頭の殺人鬼が現れて斧でナニをアレして回る。……という事件を記事にするべく取材する雑誌編集者の紗季こと朝倉あきちゃん超かわいい!
1年間の休業を経て、グッと大人っぽく、素敵な女性になってらっしゃるというか、そーとーかわいいというか、なんというか……。

内容のほうは、まあ怖いんだけど、グロい描写はそんなになくて、安易にびっくりさせるような演出もなくて、その点はいいんだけど…。まあ、白のシャツに黒のカーディガン×ジーンズ姿が爽やかな朝倉あきちゃんを堪能する作品なのかなあというところ。
ラストもちょっと微妙だったかも…。
ジャックよりお母さんのほうが怖かったり。
橋本さんのデスクにある「橋口亮輔」と書かれたチラシが気になったりも。(笑)


ひとつだけ。

進藤楓さんちへ取材に行く紗季と薫。
薫のカメラが玄関を入って左を向いた時、ガラスケースに反射して人物らしき白いものが映り込むところを、ぼくは見逃さなかった。
巻き戻して確認した。(コマ送りもできますよ)
服装は白だが、気のせいか頭部はオレンジっぽく見えなくもない(見えるわけでもない)。

ややっ!これは!?
ジャックか?

しかし……小太りである。
これまで登場したジャックは、もっとスリムだったはず。ジャックではないのか?じゃあ誰なんだ?

謎は謎のまま物語は進む。

進藤家で「怪しいカボチャ売り」の写真を見せられる紗季。カンニング竹山似のその男を見て、ぼくはすぐにさっきの人物を思い出した。
カメラに映り込んでいたのは奴か?
事件を調べる紗季の行動を監視していたのであろうか?

会社に戻った紗季さんは映像をチェックする。
最大の異変は置いておいて(笑)、
例の人物が映り込んでいた箇所で画面を注視する紗季さんかわいい。巻き戻して見ている。さっき ぼくがやっていたことと同じように。朝倉あきちゃんとシンクロしたわーい♪ というよくわらかないほんのささやかな幸せのなか、いよいよあの人物の正体が明かされるのかと思うと胸が高鳴る。
しかし、紗季は、数冊の本が映し出されたところで映像を停止した。例の人物が映り込んでいたガラスケース、その右側に置いてある数冊の本である。
オヨヨ?

結局、この本が重要な手がかりとなって物語は一気にクライマックスへと向かうのだが、この気持ちをどう処理すればいいのか。
例の人物については最後まで語られずじまいである。

うむむ。スタッフが映り込んだだけだったのか?
あんな重要なカットなのに?
重要だからこそ意図して映したのか?
あの本から注意をそらすための罠だったというのか?
そんなことを考えながら、ぼくは夜空を見上げた。
今夜は美しい満月だ。

本当はこんな文章は好きではない。早く終わりたい。


こんな画像加工も好きではない。早く終わりたい。


遺産争族


朝倉あきちゃんは「居酒屋店員B」みたいな役。衝撃のあと熱いものが込み上げてくる。もうちょっと出番を増やしてほすぃ……。
物語のほうは、伊東四朗の遺産をめぐって、余貴美子、室井滋、板谷由夏らがくんずほぐれつ。メインは向井理&榮倉奈々だだだ!


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