2013年3月31日

アナザースカイ: 木村文乃〜ハットゥシャシュ

女優の木村文乃さんが、中学生の頃に出会った漫画『天は赤い河のほとり』の舞台となっている古代ヒッタイト帝国のハットゥシャシュ遺跡を訪れるというもの。

すっごくよかった!!



前半はイスタンブールでショッピング。
ガイドブックでチェックしておいたハマムグッズ専門店に偶然入ってテンションが上がっていたり、ドライフルーツや名物サバサンドを食べたり食べなかったり。いやだから食べたの!

オリエンタルな雑貨っていうのかな、ああいうのが好きなんですかね?
天然素材的なものが好きなのかな?

そんなことを考えているうちに、いよいよ、憧れ続けているというハットゥシャシュ遺跡へ。

「知ってる女の子はすごく多いと思うんですけど」と手に持っているコミックスに視線を送る。
「なぜか9巻ですが」と呟くと、少し考えて、
「あ、じゃあ一番好きな表紙のやつ出そうかな。これ。これ好き。これ」と言って、13巻に持ち替える文乃さん。ちょっと照れたような、めっちゃ笑顔!
かわええ!

そして、勇ましげなBGMとともに紹介される『天は赤い河のほとり』のストーリー。

かっけー!
ここ好き。ここ。ここの一連の流れが大好き!

現代に暮らす
中学3年生の少女・夕梨が
水溜りに引き込まれ
古代オリエントのヒッタイト帝国に
タイムスリップしてしまう
最初は戸惑う夕梨だが
優しいカイル王子との出会いを通じて
徐々にたくましく成長して行く…
そしていつしか夕梨の飾らない
自然体の生き方は
多くの共感を得てついに王妃となる

す、すごい物語なんですね…。

番組の構成もよかったけど、とにかく、木村文乃さんがカワイイ!

こういった物語を好きだったなんて意外…いや、べつに意外ってわけじゃないけども。だって「こんな話は好きじゃないんだろうな」と思っていたわけでもないし。(笑)
パーソナルな一面を知れたことが、“意外”だったのかもしれない。

これといった体験や思い出みたいなものはまったく思い当たらないのだけど、少女漫画って女の子の象徴みたいなところがあるなあと思う。
例えば、例えばなんだけど、一心不乱に漫画を読んでいて「あんた目悪なるで」って言われているような女の子が好きなせいもあるのかも。いやべつに言われてなくてもいいんだけど。(笑)

あと、やっぱり、関心のある人が自分の中でずっと大切にしているもの、いわゆるバイブルとしているものの話を聞くのっていいよね。
おっさんの話でも嫌いじゃないのだから、かわいい女の子が子供の頃から好きだったものの話をしているのとか、そりゃキュンっと来ないほうがおかしいってもんでよ。

そんな木村文乃さんは、主人公・夕梨が「理想の女性」だと言い切っていた。
カッコイイ!

しかし、ヒッタイトの王妃にまでなったんでしょ。
どんな女性なんだろう。
この番組の説明だけではよくわからんね。

13巻の表紙を見せていたときも、「いいですよね、こういう関係」って言ってたけど、どういう関係なのか、さっぱりわからなかった!(だがそれがいい)

猛烈に『天は赤い河のほとり』なる漫画を読みたくなってくるね。これは。(笑)



ちなみに、ヒッタイトと聞けば、『T.P.ぼん』の「鉄の町の秘密」にシフトしてしまう藤子不二雄脳なので──



あー、くそー!
「『T.P.ぼん』を読んでヒッタイトにずっと憧れてますた!並平凡が理想です!」って言っておけば、木村文乃さんとのヒッタイト談義に花が咲いたのに~!(咲くかね?)

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