2013年1月21日

TOKYOてやんでぃ ~The Story Teller's Apprentice~

前回の記事で書いた和久井志保さん。
小中和哉監督の『エイリアンハンター(ピー)』という作品で、和久井さんと共演していたのが神田裕司さんと関顕嗣さん。
(入りが強引だけど事実です)

近年は映画プロデューサーとして活躍されていた神田裕司さんが「映画監督デビュー」というニュースを聞いて驚いた。
そして、プロデューサーが関顕嗣さんだというのだ。
(強引だけどすべて事実です)


その映画が

『TOKYOてやんでぃ~The Story Teller's Apprentice~』

だ!


もうこれだけで観たい気にさせてくれる映画だけど、てやんでぃ!それだけじゃねぇ!そんなもんじゃねぇ!


女性雑誌の美人記者・大田ユリ役に、南沢奈央ちゃん。
つまり、あれよ。平たく言えば、ユリちゃんがユリちゃんを演じるわけでよ!
デビュー作「恋する日曜日ニュータイプ」で演じた超能力少女・多々野ユリ以来のユリちゃんってことになる(はず)。

「ユリです」
「下良です」 (←下良さんはいないと思う)
「もしかして、多々野ユリさん!?」
「いえ、大田ユリです!」

なんてやりとりが、あるかもしれないしないかもしれない。


「星がお好きなんですか?」
「今度来るシリウス流星群のことご存知ですか?」
「今…その記事 読んでいたんですよ」
「今日は弟のお見舞いで」
「森さーん!森昭雄さーん!」
「……今のが僕の名前」
「ちゃんと待ってます、ここで」

ずいぶん端折ったけど、こういうやりとりもあるかもしれないし……いや、これは無いか。


まあ細けぇことはいいんだよ。
これを1本の映画でやられた日にゃあ、あれだ。もうなにがなんでも観たいです!!


でも、まだあった。

森田芳光監督の商業映画デビュー作『の・ようなもの』で、主人公・志ん魚を演じた伊藤克信、さらに志ん水を演じた でんでん、が揃って出演しているという奇跡!
お二人にとっては、『の・ようなもの』が映画デビュー作だったという。


どんだけ“デビュー”という単語を書けばいいのか!
詰まるところ、そういう映画なんですね。(さっぱりわかんねぇ)



映画『TOKYOてやんでぃ~The Story Teller's Apprentice~』
2012年/102分/配給:アイエス・フィールド
監督:神田裕司/出演:ノゾエ征爾、南沢奈央、有坂来瞳、黒田福美、伊藤克信、池田鉄洋、ラサール石井、でんでん、石井正則、千太郎、中村昌也、平沼紀久、山田清貴、佐藤栞菜、村木藤志郎、里見要次郎、泉堅太郎、金原亭世之介、夕霧、白須慶子、三谷昇、真野響子、安達祐実、小松政夫
2013年2月23日(土) 新宿K's cinema ほかで上映
■ 公式サイト:http://tokyo-teyandei.com/



しかし、神田裕司“監督”といい、『インターミッション』の樋口尚文“監督”といい、いま日本映画で何が起こっているというのか!?
たまたま、偶然、そうなったのだとしても、この流れに期待せずにはいられない!!!




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