2014年3月30日

Skyrim: ナミラの宴〜デイドラロード

すっかり春めいてまいりましたが、こっちはまだ寒い。
そして、デイドラクエストがグロくて、げんなり。

前作Oblivionでは、辺境にある祠で人目を避けるように信仰されていたので、「こいつらデイドラの信徒だな」ということがすぐわかったし、貢物を捧げることでしかクエストが開始されなかったので、こっちからアブナイものに近づいていく覚悟みたいなものはあったのだけど…

シェオゴラスもそうだったように、今作では街を歩いているだけで知らないうちにデイドラに巻き込まれるケースが多くて、とても厄介。


以下、ネタバレ。


リーチ地方にあるマルカルス。
ここのアンダーストーン砦で遭遇するナミラのクエストは最悪。

古代の闇を司るデイドラ「ナミラ」
“廃滅の女公”などと呼ばれてるらしい。

ナミラの聖域に蔓延るドラグウル(古代ノルド人のミイラのようなもの)を始末してくれと頼まれる。
よくある人助けクエストだと思って一掃すると、それだけでは終わらず
生贄を連れて来いだの
そいつをhogehogeしろだの
挙げ句、そのアレで人肉パーティーとかおっぱじめやがって
ひと口目をどうぞ
みたいなことになってしまう。
なんて日だっ!
もちろん遠慮してもいい。
食べる食べないはプレイヤーの自由なのだが、食べないとクエストクリアにはならないし、ご褒美ももらえない。ご褒美ってのはアイテム的なものやトロフィー的なものだけどね!(笑)


何よりも気持ち悪いのが、この宴に見知った顔が参加していること。

たとえば、露天商のオヤジ。
マルカルスの玄関先で、「リーチで一番血のしたたる牛肉だよ~」と、威勢よく商売をしている肉屋である。
にっ、肉屋……(震え声)

あるいは、貿易会社の未亡人。
亡くなった夫に代わって会社を切り盛りしている気丈な女性。ご主人は「味わい深い人」だったと。
味わい深い……ひぃぃッ!


このゲーム、エロ要素はたぶん0.01%ほどしかないけど(全裸のトカゲや猫をエロとするかで多少違ってくるが)、グロ要素が無駄に多い。
まあ、コンシューマー機だからなのか、視覚的に過激なものはないけど、テキスト(会話)だけだと逆に想像力が膨らんで…。
それにしても、デイドラ関係のクエストを除くと、作り込まれたクエストが少ない印象。
何処何処の誰々にコレを届けてくんねえか?といったおつかいも多い。
Oblivionはミステリ色の強いクエストも目立っていたので、短編小説集みたいな趣きもあって面白かったのだが、今作ではそういうクエストにお目にかかれない。現時点では。
でも、おつかいクエストをある程度こなさないと従士にはなれないし、従士にならないと家を買えないのである。
家なんてひとつありゃ充分という話もあるけど。


家といえば、
自宅のあるリフテンは、真夜中によく盗賊が出没する。
盗賊ギルドの本拠地なので当然なんだけど、奴らはギルドに属した盗賊ではないようで、別の組織なのか一匹狼なのか、実にややこしいことになってる。
たいてい夜間警備中の衛兵や住民に集中攻撃を食らってぬっころされてるのだが、死体が市場に転がってると通行のジャマになるので端っこのほうにまとめてるんだけど、だんだん溜まってきて、ひどいことになりつつある…。


なんてゲームだ!


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