いまさらながら、「悪夢ちゃん」最終回もろもろの、個人的な感想です。
いちばん好きだったのは、古藤教授こと万之介が満を持して公開した…ぶっちゃけ最終回に合わせて出してきた、幼い頃の彩未先生の夢。
思わず「え~」って声に出して言ってしまった。言いながら、なぜか泣きそうになってた。
この激しい感情の揺さぶりはなんなのか。
まず、ギャップ萌えは確実にある(笑)。
だけど、それで泣きそうにはならないと思う。
じゃあなんなのか、と考えたら
もしかしたら、これが僕がいちばん望んでいたことだったのかな、と。
いつもの(気持ち悪いと言われたり背後霊呼ばわりされたりする)古藤さんのキャラが好きなことは間違いないのだけど、それは明るく元気な古藤さんが好きなことへの裏返しなんじゃないか、と思った。
明るく元気どころか、ヘタしたらクラスの問題児っぽくもあったが…。(笑)
心の奥底では古藤さんにそうなってほしい。でも、実際にそうなってしまえば、それはもう“古藤さん”ではない。というか、僕の好きな古藤さんではなくなるのだが…
そんな古藤さんを見せてくれたことが、嬉しかったのかも。
しかも、このドラマの主題である「夢」の中だけで!
さて、その夢の中で、古藤さんが提案した学芸会の出し物、ミュージカル!
保健室で目覚めた古藤さんの「みなさん、おはようございます」が開幕の合図。
それぞれのキャラに合わせたコスチューム。
未来の姿ってことなのかな?
主役の衣装を着せられて恥ずかしそうな古藤さんかわゆい!
美少女2人はAKBっぽい衣装で、
上原翔くんはサッカー日本代表のユニフォームで、
冬馬くんは読売ジャイアンツのユニフォーム。
白鳥と黒鳥は二人とも黒だったか、
榎本くんは漫画家ね。
赤根は……なに?仏門に入ったの!?わからん…。トーメー和尚?一休さん?
ボルトのポーズもあった。
見守る彩未先生の愛情に溢れた表情。
そして、「おまえが歌うんかい!」ならぬ「おまえらが歌うんかい!」
からの~
オチは古藤さんのソロ!!(笑)
見事だ…。やりおったな、ヤマトめ。
感動した!
ただ、全体としては、やはり3話がピークで、7~8話あたりは少し物足りなかった印象。
その8話で一区切りで、9話はネタ回、10話は彩未先生&志岐編。そして11話は彩未先生&古藤さん編と、それぞれ独立した感じだったのが残念だった。
まあ、あの最終回を見せられたら、何もかも許せちゃうんですけどね(笑)。
そういう意味では、9~11話は、ファンサービス的な側面もあったのかなと受け止めたりしつつも、
それでも、
何よりも一番残念だったのは、6~7話くらいからだったか、古藤さんが目を回さなくなったこと。
検索しても、それらしいものは見つけられなかったが、あの眼球揺れの描写に何か問題があったのかなあ。
だって理由もなくやめる必要がないし。古藤さんが「レム睡眠時のように眼球を動かす」ことはドラマにおいても重要な要素のはずだし。
本当に残念!としか言いようがないです。